最近になってようやく景気が上向いてきたものの、少し前までの日本は未曾有の長期不況に覆われていた。会社が儲からないために給料やボーナスがカットされ、リストラの嵐が吹き荒れる。再就職もむずかしく、一家離散、果ては自殺。「不景気」という名の世の中には、数多くの不幸が渦巻いていたのだ。そんな不景気の原因のひとつは、銀行にあったといわれている。銀行が企業にお金を貸すときには、本来ならその企業の将来性を見込んで融資する。融資先の企業が成功すれば銀行も利益が得られるから、各銀行には企業の将来性を判断できる優秀な人材が集められていた。ところが、バブル期の銀行では、こうした当たり前のことがおこなわれなくなっていた。企業の将来性ではなく、担保があるかどうかということが融資の大きな指標とされたのだ。担保とは企業の業績が悪化して、お金を返してもらえなくなったときに対する備えだが、当時の銀行はそれに頼り切りになった。
食事をしたときや甘いものを食べたときにも、食べもののかすなどを栄養源として、繁殖しやすくなる。繁殖した細菌の塊は歯垢(プラーク)とよばれ、それらの細菌や細菌が分解した食べもののかすが悪臭を放つために口臭は発生するのである。それ以外にも、内臓に何らかの病気があったり、口の中や鼻、喉などに疾患があっても口臭は強くなる。むし歯や歯槽膿漏を含めてこれらを病的口臭とよんでいる。また、毎食後歯を磨いているし、むし歯もないのに口臭が発生するという人もいる。これは、意外に気づかない舌の上の細菌によるものだ。この細菌は苔のように見えるので、「舌苔」とよばれている。これも、歯ブラシやガーゼなどで取り除くことができる。しかし、口臭はだれにでもある。たとえ健康な人であっても、起きぬけやお腹のすいているとき、緊張しているときなど、唾液の分泌が少なくなり、口臭が発生する。女性では、生理中に臭いが強くなることがある。これらは生理的口臭とよばれ、一時的なものである。だから、口の中を清潔にしているのなら、口臭についてあまり神経質にならないほうがよい。
ふだんの生活では座布団に座る機会が少なくても、思いがけずに座る場面に直面することがあります。料亭の座席、披露宴の和席、茶会の席、目上の人を訪問したとき、こんな場面では、座布団のマナーを心得ていなければ、恥をかくことになります。座布団に慣れない若い人たちは、椅子と同じような感覚で座ったり立ったりしがちです。しかし、座布団には、椅子とはまったく違った作法があります。座布団の座り下りの動作が美しいと、非常に優雅に見えますし、「作法を心得ている人だ」と評価がぐんと高まります。それなのに、ほとんどの人たちが座布団の作法を知らずに、とても失礼な座り方をしてしまっているのです。訪問先で和室に通されたときは、勝手に座布団に座ってはいけません。何も言われないときは、畳に座って待ちます。上座、下座がありますが、「あちらへどうぞ」などと案内されてから、すすめられた席の座布団に会釈してから座ります。
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