地域の新築一戸建て関連ニュース

京都などの有名なお寺の壁には、良質な土が使われている場合が多い。だから、京都でお寺の壁を壊すという話が伝わると、壊した壁の土をもらいに、遠くから土を求めて左官屋が集まるのだそうだ。「今の壁は、壊れりゃあ誰も引き取り手がなくってゴミになる。だが、昔の壁は、何度でもリサイクルされて使われてきた。いい壁が多くて、みんな喜んで持っていく。そうやって、いい土は使い続けられたもんだがなあ」私は、この時はじめて、日本では昔から、壁土がリサイクルされ続けてきたのだということを知った。

[参考]
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昔の民家は、構造材がリサイクルできるだけでなく、壁もリサイクルするのがあたりまえだった。ということは、家を壊しても、ほとんどゴミになるものはなく、新しい家を造る材料に利用されていくということだ。だが、それができたのも、親方のような職人が数多くいて、木の性質や土の性質に精通し、使いこなせたからだ。職人の数が激減している現状では、たとえ在来工法の木造軸組の家であろうと、取り壊されたら、ただただ膨大な産業廃棄物として棄てられる運命を辿るしかないのだろう。

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